射出成形機とは
射出成形機とはプラスチック製品を加工する機械です。
プラスチックの材料(樹脂)を溶かし、金型に流し込み(射出)、固めて形を作ります(成形)。
電子部品、携帯電話用部品やレンズ、スイッチ類、光ディスク、注射器などの医療用具、ペットボトルなど、私たちの生活に欠かせない様々なものが射出成形機で生産されています。
成形工程
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1加熱して樹脂を溶かす
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2溶かした樹脂を金型内に流し込む
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3金型内で所定時間保持し冷却固化
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4成形品を金型から取り出す
成形品の例
射出成形機の構造
射出成形機は大きく分けるといくつかのパートで構成されています。
金型 | プラスチック製品を成形するための金属製の型 |
射出装置 | 溶かした樹脂を金型内に流し込む装置 |
操作パネル | 射出速度・圧力・温度などの成形条件を入力し、各装置を操作するためのコントローラ |
型締装置 | 金型を開閉させたり、溶かした樹脂を流し込む圧力で、金型が開かないようにする装置 |
動力制御部 | サーボモータや油圧などにより、各装置の作動をつかさどる部分 |
電気制御部 | 各動作をプログラムに従って作動させる部分 |